ブリスベン周辺に住んでいる人で、移動手段として自転車を購入しようとしている方も多いのではないでしょうか?今回は、実際にブリスベンに住み、自転車を購入し、失敗した経験から学んだ「ブリスベンに乗りやすい自転車選定ポイント」をまとめました。

ブリスベンの道路事情
ブリスベンは自転車専用道路が完備され、とても走りやすいです。自転車専用道は通称「bike way」と呼ばれています。下のサイトでbike wayのマップを見ることができます。
https://www.cyclingbrisbane.com.au/route-planner
通常の道でも道路幅も広いので、日本の一般道よりも走りやすいです。
しかし、坂がめちゃめちゃ多いです。しかも、本当に「斜度エグ」っていうぐらい激坂が多いです。ブリスベンで自転車を使ってUver Eatsをやったことがある友だちが「ブリスベンだと、自転車を使ってUver Eatsでは稼げない。」と言っているほど。車だと大したことはないんですけどね。ブリスベンは川が近い都市なので、川が地形を削ってたから坂が多いのかななどと推測してました。

ブリスベンの自転車交通ルール
オーストラリアの交通ルールは州ごとに異なります。ブリスベンはクイーンズランド州にあるので、クイーンズランド州の法律が適応されます。
- ヘルメットは必ず着用
- 歩道も歩行者優先で走ってOK(自転車レーンがある場合は、自転車レーンを優先して走る)
- ライトは自転車の前後必ずつける
その他、さらに詳しく自転車の交通ルールをまとめたページがあったので、詳しく知りたい方はこちらを見てみてください。

ブリスベンで自転車購入する際のポイント
一番のおすすめは”電動自転車”
ブリスベンに住んでいて、お金に余裕があるなら、電動自転車がいいです。「ブリスベンの道路事情」でも書いたように、ブリスベンは激坂が多いので、「私、自転車で坂を登るのが楽しいです!」みたいな人でなければ、絶対電動がいいです。坂道でひぃひぃ言いながら登っていたとき、その横を涼しい顔して通り過ぎるおじいちゃんを見て「今度買うなら電動にしよう」と思いました。新車だと高いですが、GumtreeやFacebookのトレードグループにたまに売られているのを見かけます。
その次におすすめなのが「新品自転車」。坂が多いとブレーキの効きは絶対に大事。中古ですと、どの程度使っていたかわからず、結構不安だと思いませんか?新車であれば、レシートを取っておけばなにかあったとき交換可能です。友だちはKmartで$200くらいで買ったという子がいたので、運が良ければ量販店でお手頃価格で手に入れられるかもです。
それでも、「自分の使う道では、坂が少ないから」や「電動や新車だと予算が厳しい」という人もいると思います。なので、中古自転車の購入注意点をまとめました。
中古自転車を買うときに気をつけてほしい「3つの注意点」
中古自転車はGumtreeやFacebookのトレーディンググループで出品されていることがあります。女性であれば「ladies」などをつけると自分のサイズに合った自転車を見つけることができるので、やってみてください。その後、実際の自転車を見に行くとします。その見に行くときに絶対に確認して欲しいポイント3つです。
1. 試乗してみて違和感がないか
良い自転車が見つかったら、必ず試乗しましょう。
- 自分のサイズに合っているか
- ギア変速がスムーズにできるか
- ペダルを回して引っかかるような感じや、違和感がないか
などを確認すると良いと思います。安いからと言って即決することだけはしないように。
2.ブレーキが効くか
これは一番大事です。坂を下っているときにブレーキが利かなかったらと思うとゾッとします。必ず試乗の段階でチェックしておきましょう。
3.タイヤにクラッチ(亀裂)が入ってないか
はい、私の失敗は完全にこれでした。もろにタイヤに亀裂が入ってたのにも関わらず、買ってしまいました。マウンテンバイクだからそんなに早くパンクしないだろーとタカを括っていたら5日で……。
その他、中古自転車を買うときやると良いこと2つ
ヘルメットはあるか確認する
オーストラリアは、ヘルメット着用が義務化されています。なので、「ヘルメットはありますか?」と聞いておくとおまけで付けてくれる可能性があります。その他、ライトや自転車のロックなど、必要そうなものを譲ってくれないか確認してみるといいでしょう。
値引き交渉はしてみよう!
私は、よく交渉事だと言い値で買ってしまいますが、もしかすると値引きしてもらえる可能性があるので、交渉してみましょう。私の関西出身の友だちはよく値引き交渉して安く手に入れていたので、見習いたいと思いました。
まとめ
初めて自転車を買うとなると、かなり品物選びに迷います。それでも、オーストラリアで自転車を漕ぐのはとても楽しかったです。日本より快適でした。良い自転車をゲットして、オーストラリアの道路を満喫してください!