Happy Mother’s day! 日本と同じように、オーストラリアにも母の日があります。日付も日本と一緒で、5月の第二日曜日です。私は、現在オーペアとしてシングルマザーの家庭にお世話になっています。そのファミリーが住んでいる西オーストラリア州のカラサ(Karratha)で母の日を過ごしました。オーストラリアの人たちは母の日をどんな風に過ごすのか、私のホストファミリーを中心の話になりますが、紹介します。
パン屋さんには母の日を祝うカップケーキ

母の日の前日から、パン屋さんに母の日用のカップケーキが並んでいました。オーストラリアでは一つの街に必ず1店舗はパン屋さんがあります。お花をモチーフにしたとても華やかなカップケーキ。いつもだと、この棚には子ども用のアイシングカップケーキが並んでいます。店内で眺めていると、このカップケーキをもしゃもしゃと食べている子どもとすれ違いました。食べるのはお母さんだけではないようです笑。
親子で無料で参加できるモーニングティー
母の日当日の朝、私とホストマザーと子どもたちと一緒に無料で参加できるモーニングティーのイベントに参加しました。
私が住んでいるカラサ(Karratha)では、地域のボランティア団体の主催で無料で参加できるモーニングティーが行われていました。主に小さい子を持つお母さんが対象です。モーニングティーとは、その名の通り、朝にお茶を飲むティータイムのことです。子どもがいる家庭だと、朝ごはんとお昼ごはんの中間にある間食タイムという扱いです。モーニングティーはイギリスの文化ですが、オーストラリアはイギリスの植民地だったので、イギリスの習慣や文化が残っています。
オーストラリアの家庭的な食べ物がたくさん!

母の日モーニングティーはバイキング形式で、いろいろな食べ物が並んでいました。バナナ、りんご、スイカなどのフルーツに、サンドウィッチはハムチーズサンドやオーストラリアでは定番のベジマイトサンド、しっとりした分厚いクッキーに、チーズが入ったしょっぱい系マフィンなど。オーストラリアでは定番のラミトンもありました。その国の食べ物はすべて試してみたい私は、一通り食べましたが、小麦でできているものが多かったせいかすぐおなかいっぱいになりました笑。小麦製品ってどことなく懐かしい味がしますね。
母の日に贈る花は「菊」

子どもからお母さんに贈るためのお花も用意されていました。お花はなんと「菊」。オーストラリアでは、母の日に贈る花は菊です。菊は英語で「chrysanthemum」。略すと「Mum(マム)」。つまりママになることから、菊が贈られているそうです。私は仏花のイメージが強かったので、菊を渡しているところを見て、少しびっくりしました。国が違うと花の意味も変わるんですね。
子どもも楽しめるような遊びもたくさん!

お母さんを労う日ではありますが、子どもたちも楽しめるように塗り絵や粘土、ボディペイントなども用意されていました。外にも、エアートランポリンが用意されていて子どもの長い列ができていました。
友だちを誘ってパドルボート

午後は、川に泳ぎに行きました。カラサは5月は乾季で雨が少ないシーズンですが、母の日の数日前に雨がかなり降ったおかげで、川に水がたっぷりと溜まっていました。普段だともう少し水量は少ないみたいです。私のホストマザーは趣味で水球をしているので、水球のチームメイトを誘って川に行き、パドルボートをしたり、BBQをしたりしました。私のホストマザーはかなりアクティブなので、自分から楽しいことをやろうという姿勢はいつも見習いたいと思っています。
まとめ
知り合いの家はご飯を作ってもらったり、プレゼントをもらったりしてもらったと言っていました。国は異なれど、お母さんを大事に思うのはどこの国も同じですね。